2009年7月2日木曜日

第4回公開講座(国分寺・名水と歴史的景観を守る会主催)

<最新の申し込み状況>

満員御礼

定員120名、満席となりましたので、受付を終了いたします。(7/2午前)
多数のお申し込み、ありがとうございました。


演題:中央アジアの仏教遺跡 玄奘三蔵が歩いた道

講師:加藤九祚(かとうきゅうぞう)さん

日時:2009年7月12日 14:00~16:30 (13:30開場)
場所:国分寺労政会館 第4会議室  (4階 エレベ-タ-あり)

    (国分寺市南町3-22-10 電話:042-323-8515)
地図: JR、西武線 国分寺駅南口 徒歩5分
http://navitokyo.com/042-323-8515/
定員:120名
参加費(資料代を含む):500円 (当日、会場にて)


あの加藤九祚さんが国分寺にやってくる!!
▼第四回公開講座は、シベリアと中央アジアの文化史の研究者として著名な加藤九祚(かとうきゅうぞう)さんをお招きして、中央アジアの仏教遺跡についてお話をうかがいます。
▼加藤先生は、ウズベキスタンの最南端テルメズの郊外のカラテパ遺跡で発掘調査を続けておいでです。テルメズは東西文明の十字路と言われるところで、カラテパ遺跡は
クシャン朝(1~3世紀ごろ)の遺跡だそうです。
▼7世紀前半、
シルクロ-ドを辿って中国からインドへ仏教を学びに行き、多くの経典を持ち帰ったあの玄奘三蔵(三蔵法師)も通ったところ。カラテパ遺跡で加藤先生が発見した大型ストゥーパ(仏塔)の遺構は、玄奘三蔵が見た仏塔のひとつだと考えられているそうです。玄奘の旅の記録は「大唐西域記」(だいとうさいいきき)として残されており、テルメズは「大唐西域記」に坦蜜国(坦は口ヘン?)の名で登場します。当時「伽藍は10余ヶ所、僧徒千余人」がおり、多くのストゥーパがあったと書かれているそうです。
▼現地でもカト-センセイ!と親しまれ、今年も5月末までウズベキスタンに滞在。帰国直後の加藤先生から、ホットなお話をうかがいます。


■参加申し込み方法
 満席となりましたので、受付を終了しました。(7/2)
2009年7月4日(土)までに、国分寺・名水と歴史的景観を守る会 宛てにメ-ルでお申し込みください。
講座名、参加される方のお名前、ご住所、電話番号を明記ください。 複数の方がまとまって申し込む際は、人数と各人のお名前をお書きください。
参加申し込みをいただきますと、国分寺・名水と歴史的景観を守る会から受付完了のメ-ルを差し上げますのでご確認ください。
申し込み締め切りは2009年7月4日(土)ですが、定員120名に達した時点で、受付終了とさせていただきます。


■加藤九祚さんプロフィ-ル
▼人類学者。専攻はシベリア・中央アジアの文化史。
創価大学国立民族学博物館名誉教授。大阪大学学術博士、ロシア科学アカデミー名誉歴史学博士。
1922年生。1944年満州に出征。陸軍工兵少尉。敗戦でソ連軍捕虜となりシベリア抑留は5年に及ぶ。この間ロシア語を習得。
▼帰国後、上智大学文学部ドイツ文学科卒業。
ユーラシア大陸の考古学等の研究で、大佛次郎賞南方熊楠賞など受賞多数。著書「シベリアの歴史」他。論文多数。
▼1998年、ウズベキスタン科学アカデミー考古学研究所と共同で、テルメズ郊外カラテパでクシャン時代の仏教遺跡の発掘を開始、現在も発掘継続中。
▼2001年より一人雑誌『アイハヌム』を毎年刊行中。2002年
ウズベキスタン政府より「ドストリク」(友好)勲章、テルメズ市より「名誉市民」章を受ける。

■加藤九祚さんを紹介しているサイト(プロフィ-ル・講演・エピソ-ドなど)
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はてなキ-ワ-ド
加藤九祚 - VisWiki
上智大学ソフィア会ホームページ - ニュース
一筆入魂:[249]ウズベキスタン協会10周年と加藤九祚さんのシルク ...
ウズベキスタン考古学新発見展

■加藤九祚さん著書
加藤九祚 作品一覧: 紀伊國屋書店BookWeb
ジュンク堂書店 加藤 九祚
典拠詳細 国学院大学図書館
国立民族学博物館 友の会 『季刊民族学』116号
 特集|アム・ダリヤに魅せられて── 中央アジアと加藤九祚 ──

■国分寺・名水と歴史的景観を守る会のこれまでの学習会と公開講座
http://meisui-keikan.blogspot.com/2009/05/090511.html